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夢見月~Primavera~

Possessive ①

遅くなりましたが、3万HIT記念です。更新遅っ!とか言わないでください(ノω・、)ウゥ設定は【弥生三月】→【天使のキス】の続きな感じです。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆高校最後の夏休み。あたしはいつものように、朝から晩までバイトに明け暮れていた。いつもの千石屋でのバイトだけじゃなくて、短期のバイトもやる。スーパーで試食品を勧めたり、駅前でティッシュを配ったり。長期の休みは稼ぎ時なので、暑いなんて言ってら...

Possessive ②

車を降りて、牧野に駆け寄る。「この後はいつもの団子屋?」「そうだけど…何でついてくるのよ!」「ふーん…じゃ、送ってってやるよ」牧野の肩をグイッと抱き寄せる。見た目以上に華奢な体にドキッとした。「ちょ、ちょっと…!」「いいから、いいから。 こんな暑い中、歩いてたらぶっ倒れるぜ?」適当な理由を付けて、牧野を車に押し込んだ。千石屋へと車を出す。ブーブー文句を言っていた牧野も、涼しい車内で人心地が付いたよう...

Possessive ③

「ここ、どこ…?」窓の外に広がる景色に、言葉を失う。西門さんちの車でバイト先まで送ってもらう予定じゃなかったっけ?居眠りしちゃったのはあたしの落ち度だけど。目が覚めてみたら、何か知らないとこに来てるし。「あ、の…これはいったい…」「ん?暑かったから」「ああ、そうね。今日は確かに暑かった…けど! それがどうしてこういうことになるわけっ??」サラサラの黒髪を海風に泳がせ、涼し気な笑みを向ける西門さんを睨み...

Possessive ④

Possessive最終話です。話の切れ目がなくて、ちょい長くなっちゃいました。よかったら最後までお付き合いくださいませ♪☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆「総二郎。それ、俺のだから、触んないで」怒りを含んだ低音がその動きを制する。「類があんまり遅ぇから揶揄ってただけだよ」「そのわりに、目はマジだったけど?」「…気のせいだろ」離れた気配と近付く気配。あたしを抱き寄せる腕のぬくもりに、知らずと強張っていた体が解...

Possessive【side by 類】 ①

『Possessive』類Ver.です。フレさんからのご希望でして(^▽^;)よかったらご覧ください♪☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆つくしと過ごす初めての夏。それなのに、気分ははっきりいって、最悪。その理由は田村の一言だった。夏休み直前。親父に呼ばれた俺に、数枚の資料が渡された。「新規事業の一覧だ。 どれでもいい、お前もどれかに携わりなさい。 夏休みだからって浮かれてるんじゃないぞ」「え?どういうこと?」「詳しいこ...

Possessive【side by 類】 ②

つくしとは毎日電話で話をしていた。会いに行こうとも思うが、会ったら離れられない気がして、敢えて会いに行かなかった。つくしもバイトを掛け持ちしてたし、ちょうどよかったのかもしれない。それなのに…。総二郎からの呼び出しは、なぜかうちの別荘。その真意はわからなかいが、妙な胸騒ぎを感じた。こういう時は必ずと言っていいほど、つくしが関係してる。杞憂であることを願いつつ、車を走らせた。そして、それはやはり杞憂...

Possessive【side by 類】 ③

今度こそ、本当に最終話です♪R表現がありますので、苦手な方は全力で回避してください!☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆ポツポツと話す一言一言に、つくしの想いを知る。つくしの顎を取り、上向かせると、優しく触れるようにキスをした。「俺、つくしが思ってる以上に嫉妬深いし、独占欲強いよ?…それでもいいの?」「…いいよ。だって、あたしも同じ、だもん」「同じ?」「あたしも…類のこと、独り占めしたい…あたし以外の人、...