2016.02/23(Tue)

愛し(1)

ボルテージの【眠らぬ街のシンデレラ】から。
北大路悠月Ver.です。
ヒロインネームは「都築花音」

しかし…悠月がこんなに優しい、かな?(;´・ω・)


☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆


都内某所。
合法カジノ『サンドリオン』のVIPルーム。
いつものように仕事を終えて、立ち寄った。
その目当ては…。

扉を開け、室内を見回す。
声をかけてきたのは未来だった。
「ゆづくん!お疲れさま~!」
他のメンツも、俺に気付いて声をかけてくる…が。

肝心な『アイツ』がいない。

待ち合わせをしていたわけじゃないから、居なくてもしかたない。
でも、居ないとわかって、少しがっかりする。
それに目敏く気付いた千早がにんまりと笑う。
「お目当てがいなくて、残念、て顔だね?」
図星を当てられてムッとした俺に、遼一が畳みかける。
「今日、入稿だっけ?編集さんを彼女に持つと大変だねぇ~」
ますます不機嫌になっていく俺を尻目に、みんな好き勝手言いやがる。
「たまには男同士で飲むのもいいんじゃないか?」
そう言ってグラスを渡され、ソファにドサッと座る。

「帰りに寄るように、連絡しといたら?」
未来に言われて『何で俺が…』と思いつつ、LINEを送る。
その直後に返信が来た。

『疲れたぁぁぁ~このまま編集部に泊まっちゃおうかなぁ~』

その返信を盗み見した遼一が
「あそこの編集部ってヤローばっかじゃなかったっけ?」
と言うと。
「そういえば、そんなこと言ってたよね」と千早。
「えぇ~!花音ちゃん、大丈夫なの?」と未来まで。

ーこいつら…ぜってー面白がってる…!!

苛立つ俺に構うことなくあーだこーだと話し続けるヤツらを余所に、花音にLINEを送る。

『あとどれくらいだ?終わったら迎えに行く。』

送信をタップして徐に立ち上がり、部屋を出た。



テーマ : 二次創作:小説 - ジャンル : 小説・文学

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