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夢見月~Primavera~

Lesson - The 1st unit - sec.1
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Lesson - The 1st unit - sec.1

告知の通り、新たな連載を始めます。今回は絶対に短めに!…って、どれくらいが短いのか、よくわかんないけど。まだ書いてる途中なので、何話になるかはわかりません(笑)CPは【類×つくし】原作設定は多少生きてますが、かなり変わってます。つくしの設定はお話の最初の方で説明してます。お話はつくし視点。あとは…まぁ、テキトーで(コラそれでは、はじまり、はじまり~♪☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆あたし、牧野つくし。英徳...
Lesson - The 1st unit - sec.2
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Lesson - The 1st unit - sec.2

「まったく!何度言ったらわかるんだい!」先輩の怒号に、周りの使用人たちは申し訳なさそうにあたしを見つめる。それもそうだろう…今、あたしがやっているのは…。「ご不浄っていうのはね、その邸の品格を表す場所なんだよ。 常に清潔に保つことでお家の品位が上がり、ますます発展すると言われている。 そんなことも知らないのかいっ!」そんなこと知らないし、学校でだって教えてはくれなかった。確かに牧野の家のトイレはいつ...
Lesson - The 2nd unit - sec.1
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Lesson - The 2nd unit - sec.1

新学期が始まった。春休み中、ずっと花沢のお邸で花嫁修業をしてたんだけど、先輩がぎっくり腰で寝込んでしまい、中断。それと、パパから『やっぱり帰ってきて~!』と泣き付かれ。新学期の始まる前の日、あたしは牧野の家に帰ってきた。…類は、かなりがっかりしてたみたいだけど。新学期からは類とは大学と高校で、学校が離れてしまう。とはいっても、敷地は隣接してるし、大して変わらないんだけどさ。それでも、類のいない学校...
Lesson - The 2nd unit - sec.2
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Lesson - The 2nd unit - sec.2

その日の夜。あたしは花沢のお邸にお呼ばれした。類のご両親がまた暫く海外に行かれるみたいで、優美おば様があたしに会いたいって言ってくれて。あたしも類に会いたかったし、お邪魔することにした。4人で美味しい食事をいただいて、楽しいひとときを過ごす。食後のお茶もいただいたし、そろそろお暇しようかという頃。「つくしちゃん、類君のこと、よろしくね。」相変わらず、優美おば様は綺麗に笑う。よろしくって言われたとこ...
Lesson - The 3rd unit -
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Lesson - The 3rd unit -

花沢のおじ様とおば様が海外へ行かれてから、あたしはちょこちょこ花沢のお邸に行くようになった。類が一人で寂しくないように…っていうのは口実で、あたしが会いたいから。毎日ラインや電話で話はしてるんだけどね。やっぱり顔を見て話したいし。けど、平日は学校や習い事があるから、行くのは週末。予定がなければ金曜日の夜に行って、日曜日の夜に帰ってくる感じ。この前のキス騒動?から、ちょっとだけ類との距離が近くなった...
Lesson - The 4th unit -
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Lesson - The 4th unit -

類があたしのフランス語の家庭教師を始めて1ヶ月。基本的なことは学校で教わってたから、類からは日常会話的なことを教わってる。家庭教師の間の類との会話は全部フランス語で、と言われたのは初日のこと。超片言だし、文法滅茶苦茶だし、で、ダメ出しばっかされたけど。時々、ほんと時々、褒められることもあって。その時の類の笑顔がほんとキレイで、ドキドキしちゃう。あ、ちなみに。類ってば、何を思ったのか、家庭教師の間は...
Lesson - The 5th unit - sec.1
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Lesson - The 5th unit - sec.1

類とフランス語の個人レッスンを始めて3ヶ月。簡単な日常会話はできるようになった。最近はイタリア語もちょこっとずつ教えてもらってる。夏休みになったら、類と一緒にフランスに行く予定。花沢のおじ様とおば様にも会いたいし。本場であたしのフランス語がどこまで通じるのかも知りたいし。パパは相変わらずの心配性でなかなか許可してくれなかったけど。ママの『何事も経験よ!行ってきなさい!』って一言で決まった。パパはち...
Lesson - The 5th unit - sec.2
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Lesson - The 5th unit - sec.2

部屋のドアを手荒に締め、鍵を掛けた。誰にも会いたくなかったから。幸い、パパとママは仕事で留守だったし、進も友達と遊びに出ていた。突然帰ってきたあたしに、お仕えの人達は吃驚してたけど、かまわない。そのままベッドに潜り、頭まで布団を被った。何も見たくない。何も聞きたくない。何も、考えたく、ない。なのに。瞼の裏に、あの二人の微笑み合う姿が映る。耳の奥で、あの二人が笑う声が聞こえる。美男美女の、お似合いの...
Lesson - The 6th unit - sec.1
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Lesson - The 6th unit - sec.1

仲直りのキスの後も、類はずっとあたしを抱きしめてくれてた。「俺にとって、静は司たちと同じ、ただの幼馴染だよ。 つくしと静じゃ、『好き』の意味が全然違う。 さっきみたいなキスは、つくしとしかしない…したくない。」類の『好き』が伝わってきて、さっきまでの不安がウソみたいに消えていく。思えば、何であんなに不安になったんだろう。類も、静さんも、ごく自然に微笑み合っていただけ。それは、二人にとっては『いつも...
Lesson - The 6th unit - sec.2
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Lesson - The 6th unit - sec.2

翌日。登校するなり遭遇した桜子の視線が痛い。「ずいぶんと『お楽しみ』だったようで…。」「なっ…人聞きの悪い…」「まぁ、虫除けとしては効果絶大でしょうが。 それにしても、あの花沢さんが、ねぇ…。」昨夜、類が帰った後、鏡を見て吃驚した。腕や足なら制服と靴下で隠せるかな…なんて思ってたあたしは甘かった。首回りに残った、いくつもの痕。…夕飯の時、ママがニヤニヤしてたのはこのせいだったんだ。初夏のこの時期にマフラ...