夢見月~Primavera~

いろいろ妄想中(´▽`*)♪



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プロフィール

聖

Author:聖
夢見るオトナ目指してます
いつまでも恋していたいね

・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。

二次小説を書いてます。
【花より男子】
花沢類がスキ♡(*ノ∀ノ)

他にもボルテージ系の女子ゲーネタで書く予定!

原作者様及び出版社様、ゲーム開発者様とは一切関係ありません。

無断転載や複製、配布は許可していません。

 あくまでも『二次小説』であることをご理解の上、ご覧くださいませ"○┐ペコッ


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THAT NIGHT【Cap.23】

『花沢類』

その名前に、何となく懐かしさを感じる。
見たことも、会ったこともないのに。
そして、ふと思い出したのはあの人との会話。


『花沢物産の御曹司がさ、すっげぇいい男だったんだ。
 【花沢類】って名前なんだけどさ、お前知ってる?
 で、考えたら俺の名前にも【るい】って字面があるんだよな。
 だから、今度から俺のこと【るい】って呼んでよ!』


『坂崎輝一』…サカザキ・テ【ルイ】チ。

あの時は、なんて短絡的な…って思ったっけ。
それでも、その名前で呼ぶとちょっと嬉しそうに微笑んだ、あの人。
いつしかそれが当たり前になり、そう呼べるあたしはあの人の『特別』なんだって思ってた。


そんなことを思い出しながら、スマホに映し出された『花沢類』という男を見つめる。
坂崎とは全然似ても似つかない、絶世の美男子。
滅多に笑わない、というだけあって、どの画像にも笑顔は見られない。
柔らかそうな栗色の髪も。
色素の薄い、ビー玉のような瞳も。
あたしが愛している彼、そのものだった。
けれど、あたしが知っている彼はとても綺麗に笑っていたし、とても柔らかい表情をしていた。
こんな何の感情も読み取れないような、冷たい顔をした男じゃない。

ー 似てる、けど…同じ人とは思えない…思いたくない…


でも、もし本当にハルが『花沢類』だったとしたら?
二人で重ねてきた時間も、想いも、全て今日の日を迎えるためだったのかもしれない。
そして明日からは、きっとあたしじゃない誰かの支えで、彼は前に進んでいくんだ。

ー 心の傷が癒えるまで、って約束だったもんね…

今日の夜の約束は、それを伝えるためだったのかな。


『ごめん…もう会うのはやめよう』


あの日、あの人が告げた言葉。
それを忘れさせてくれた彼が、あの人と同じことを言うのかもしれない。
けど、受け入れなければならない状況の変化は、突然やってくるんだ。
あの人との別れと同じように…。

ー どうしよう…辛い…苦しい…

目の前が真っ暗になり、息もできないほど胸が苦しい。
けど、ここは会社…こんなところで泣きたくない。

「すみません…気分が悪いので早退させてください…」

それだけ言って、あたしは会社を出た。
ハルがくれた携帯も、思い出も…全部置いて。



**



総会での決議の瞬間、俺は『花沢類』へと戻った。
嬉しそうな仲間たちの笑顔に心からの安堵を感じるが、それ以上に欲しい笑顔はここにはない。
今すぐにでも会いに行きたかったが、取り急ぎメッセージだけ送る。

『仕事は上手くいったよ。
 夜の約束だけど、18時にメープルホテルで待ち合わせね』

これを見た、つくしの笑顔を想像するだけで口元が緩む。
きっと頬を染めて、『何でホテル?』とか言いそう。
でも、今日はお祝いだから。
特別な夜なんだし、たまにはいいでしょ?
朝まで離してやらないから、覚悟しておいで。

そんな俺の想いに、つくしからの返事は…。


いつまで経っても読まれることのないメッセージに苛立ちすら覚える。
それを察した田村は慌てたように、つくしの会社へと連絡を入れたらしい。

「牧野様は体調を崩されたとかで、早退されたそうです」

携帯電話も会社に置いたままで…と続けた田村の声が遠くに聞こえた。



急いで戻った俺たちの部屋に灯りは点いておらず、そこは朝のまんま。
洗浄を終えた食洗器には終了を告げるランプが灯るだけ。

「つくし…どこにいるの?」

俺の呟きに返事はなく、ただガランとした空間に一人置き去りにされた気分だ。

「どうして…何で…何処行ったんだよ…っ!」

バンッとテーブルを叩きつけてみても、手の痛みすら感じない。


『そんなことしたら、テーブル壊れちゃうよ?』


クスッと笑う、柔らかなつくしの声がした気がして辺りを見回すが、そこには虚しい空間が広がるだけだった。

「つくし、帰ってきてよ…ずっと一緒にいてくれるんでしょ…」

あんたがいないと、俺、息もできないんだよ…そう言ったじゃん。
あんたがいないと、ここが…胸が痛いんだ。
あんたがいなけりゃ、俺は…


知らずと溢れた涙を拭うこともせず、ただただ時間だけが過ぎていく。
それなのに、俺の中の時間はその瞬間から凍り付いたように動きを止めた。




そこからの記憶はほとんどない。
心を失った俺は、まるでロボットのようで。
笑うことも泣くことも、怒ることもなく。

けど、止まってしまった時間は、止まっているように感じただけで。


気が付けば、あれから半年近くの時間が経っていたー。


☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆


やっぱりか…って声が聞こえてきそう(・ω・`;)
芸がなくて、すみません(*_ _)
そんでもって、類なら半年もほっとかねぇだろ!って声も…
きっと、超探してるはず!
そして、絶対見つけ出すよ!
だって類だもの!

ということで、明日に続きます…。


☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆


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THAT NIGHT | 2017/02/09 06:00 | コメント(6)




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| | 2017/02/09 06:43 [編集]


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| | 2017/02/09 16:15 [編集]


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| | 2017/02/10 00:00 [編集]


3**母様
こんにちは~♪
コメ返し遅くてごめんなさい(>_<)

はい、逃げましたね、つくしちゃん。
類が寂しくて死んじゃう…たぶん、つくしちゃんも一緒かと(笑)

捕獲任務承りましたっ('◇')ゞ
しばしお待ちくださいませ!


ありがとうございました(*^-^*)
聖 | URL | 2017/02/10 12:30 [編集]


わ*こ様
こんにちは~♪
コメ返し、遅くてすみません(>_<)

逃げない話も考えたんですけどね。
つくしが類にぶつかっていくのに、逃走というワンクッションが必要だと思ったんです。
(ワンクッションにしては半年とか長すぎですがね)

逃げたのはつくしちゃんだけでなく、私も、かもしれません…

この後のつくしちゃんに期待していただけると嬉しいです。

ありがとうございました(*^-^*)
聖 | URL | 2017/02/10 12:46 [編集]


ず*様
こんにちは~♪
コメ返し、遅くてすみません(>_<)


つくしちゃん、やっぱり逃げました!
類も必死に探してるんでしょうけどね。
偶然か、筆者の思惑なのか、何と半年も過ぎちゃってます(笑)

さて、ここからどうなるか…お楽しみに~です♪

ま、それも、私のインフルからの回復次第ですけどね(´-`)

ありがとうございました♪
聖 | URL | 2017/02/10 12:51 [編集]




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