夢見月~Primavera~

いろいろ妄想中(´▽`*)♪



Calender

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プロフィール

聖

Author:聖
夢見るオトナ目指してます
いつまでも恋していたいね

・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。

二次小説を書いてます。
【花より男子】
花沢類がスキ♡(*ノ∀ノ)

他にもボルテージ系の女子ゲーネタで書く予定!

原作者様及び出版社様、ゲーム開発者様とは一切関係ありません。

無断転載や複製、配布は許可していません。

 あくまでも『二次小説』であることをご理解の上、ご覧くださいませ"○┐ペコッ


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聖域 ~前編~

ちょっと遅くなりましたが…

☆ Happy Birthday ☆ あきらきゅん♪


内容的には全然誕生日っぽくないんですが(^▽^;)
まぁ、滅多に書かないあきら目線SSなんで、それで許してもらおうかと(笑)

類つくファンの方…ごめんなさい!
今回だけ?は【あき×つく】です!


☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆


英徳の敷地の片隅にある、温室。
色とりどりの花、伸び伸びと枝葉を伸ばす植物、ゆったりと流れる時間。
そのすべてが俺のお気に入り。

日当たりのいい一角にティーテーブルを設え、誰に邪魔されることなく俺だけの時間を過ごす。
それは高校を卒業し、大学へ進んだ今も変わらない。


そして、俺のもう1つのお気に入り…『牧野つくし』。
高校時代はいろいろあって、あまりいい出会いではなかったけれど。
気付けば、いつも一緒にいた。
もちろん、司や類、総二郎も一緒だったけど。
大学進学後、司はNY、類もフランスへと行った。
総二郎とは相変わらずな感じだけど、家のことが忙しいのか、前ほど一緒にいることもなくなった。
だから、今は俺が牧野を独占状態。
牧野が誰を想っているかなんて、どうでもいい。
この温室の花々のように、俺が大切に守って、大切に愛でる。



**



いつもの放課後。
牧野を温室に誘って、2人だけのティータイム。
濃い目に淹れたアールグレイにミルクを入れて、お茶菓子は母親特製の焼き菓子。
ふんわりと広がるベルガモットの甘い香りに、心が凪いでいくのを感じる。

「どうぞ?」

「うん…ありがと」


ここのところの牧野は何だか様子がおかしい。
いつもなら目を輝かせて伸ばす手は、さっきからずっとティーカップに添えたまま。
目を瞑り、甘い香りを味わいながら、でも心ここに在らず、だ。

「何だ?牧野。悩み事か?」

「ん…ちょっと、ね…」

薄く笑った顔が切なげで、こっちまで胸が苦しくなる。
…どうせ、あいつのことでも考えてるんだろ?
こんなにいい男が目の前にいるっていうのに、まったく俺のことなんか見えていないみたいだ。

小さく溜息を吐き、紅茶に口を付ける。
言いたくないなら言わなくていい…そう思った時、牧野の小さな呟きが聞こえた。

「…ねぇ、美作さんはどうやって好きな人のこと、忘れる?」

「は?何言って…」

「…やっぱ、いいや。今言ったこと、忘れて」

ティーカップに落とした視線の先には、いったい何が見えてるんだろう。
牧野がそんなことを言うなんて、あいつと何かあったとしか思えない。
けど、忘れたいほどのことって何だ?


「何かあったのか?」

俺の問いかけに答える気がないのか、はたまた声すら届いていないのか。
牧野の唇が開く気配はない。

「…あいつと、別れるのか?」

超直球な言葉を投げると、一瞬その肩がピクンと揺れた。

「なぁ、牧野…」

「ごめん…帰る。
 おば様に、お菓子美味しかったって伝えて…」

そう言ってるわりに、牧野は菓子になんて手を付けていない。
どんなに辛くても、そういう心遣いは忘れない女だ。
けど、自分が辛い時くらい、そんなの忘れたって誰も咎めはしないだろうに。


遠ざかっていく背中に、何だか胸が痛くなる。

ー あいつ、あんなに細かったっけ?

元々線の細い女だ。
でも、いつも以上に頼りなく見えるその背中が、俺の心に揺さ振りをかける。

ー …行くなよ!

そう思った瞬間、俺は走り出し、牧野の腕を引き寄せる。
そして、その華奢な体を思いっきり抱き締めていた。

「牧野…何で笑ってないんだよ。
 お前が笑ってないと、こっちまでおかしくなる」

「…美作、さん」

「あいつのせいか?
 お前の笑顔を奪ったのは、あいつなのかっ?」


苦しい。
悔しい。
それに…悲しい。


俺が好きな牧野はこんな女じゃない。
いつも太陽みたいに笑ってて…まるで向日葵みたいな女だ。
一緒にいるだけで楽しくて、周りを明るくさせる。
それが、俺が好きになった『牧野つくし』なんだ。

けど、今この腕の中にいる女は、まったく別人のようだった。
向日葵のような笑顔も、太陽のような明るさも、何もない。
それを奪ったのがあいつなら…俺はヤツを許さない。
どんな手を使ってでも、牧野を奪う!!

「もし…あいつのこと、忘れたいんなら…俺が…」

「な、に言って…ダメだよ…」

力ない拒絶は、何の効果もない。
ただ、俺を煽るだけだ。



お前は知らないんだろうな。
俺がどれだけお前のことが好きなのか。
でも、俺は知ってるんだ。
お前がどれだけあいつのことが好きなのか、を。

でもな、牧野。
ここは俺の『聖域』だ。
ここでそんな顔されて、俺が黙って帰すわけないだろ?



牧野の顎を掬い、上向かせる。
不安げに薄く開いた唇に、顔を寄せる、と。

「…違う」

やっと聞き取れるくらいの、小さな呟き。

「違うって、何が?」

「……忘れたい、のは…あいつ、じゃない…」

「どういう…」

瞬きとともに綺麗な雫が零れ落ちた。
それを唇で拭い、そのまま頬へと唇を寄せる。

唇と唇が触れる、数センチ手前。
震える小さな声が、俺を拒む。


「…キス、しないで…忘れたく、なくなるから…」


その涙の意味を察すれば、この想いを止めることなんてできない。


「…さっきの、訂正。
 忘れるのは、絶対に許さない。
 …離れるのも、絶対に許さないからな?」


数センチの距離を縮め、唇が触れた瞬間、全身に甘い痺れが走る。
今までに抱いた女の、誰からも感じたことのない感覚。
それはきっと、本当に好きな女に触れた証。
その唇の柔らかさ、温もり…甘さ。
そのすべてが俺の『男』を目覚めさせる。



触れるだけのキスじゃ全然物足りない。
もっと深い繋がりが欲しい。
けど、一番欲しいのは身体じゃない…『心』だ。

「あいつのことなんて忘れて…俺を愛せよ、牧野」

潤んだ瞳が不安で揺れる。

「ダメだよ…そんなの、あいつが許すはず、ない…」

「…嫌だとは言わないんだな」

拒否する言葉がないのをいいことに、俺は牧野の手を引いた。


☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆


うー…類を書き慣れてるせいか、あきらきゅんは難しい(;´・ω・)
あきら推しの方…文章力がなくて、ごめんなさい(>_<)

続き?オマケ?R?…は後程~♪


皆さまからのコメントや拍手、本当にありがとうございます♪

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