夢見月~Primavera~

いろいろ妄想中(´▽`*)♪



Calender

10 | 2017 / 11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


プロフィール

聖

Author:聖
夢見るオトナ目指してます
いつまでも恋していたいね

・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。

二次小説を書いてます。
【花より男子】
花沢類がスキ♡(*ノ∀ノ)

他にもボルテージ系の女子ゲーネタで書く予定!

原作者様及び出版社様、ゲーム開発者様とは一切関係ありません。

無断転載や複製、配布は許可していません。

 あくまでも『二次小説』であることをご理解の上、ご覧くださいませ"○┐ペコッ


カテゴリ


最新記事


最新コメント


月別アーカイブ


来てくれた人♪


今見てる人♡

現在の閲覧者数:


Ranking★


Countdown♡


Banner


リンク

このブログをリンクに追加する


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


QRコード

QRコード


Tranquilizer 24

『勝算はある』と言ったわりに、その後の音沙汰はなく、悪戯に時間だけが過ぎていく。
その間も、つくしとお腹の子供のことが頭から離れない。


ちゃんとご飯食べてる?
辛いことはない?
子供は順調に育ってる?


類にとっても、つくしにとっても、妊娠や出産は初めての経験だ。
喜びと同時に、不安も大きい。
それでなくても、いろいろ抱え込みやすいつくしのことだ。
類に心配をかけまいと、弱音を吐くことはない。
だから尚更、それを傍で支えてやれないもどかしさが、類をイラつかせた。



そんな折、類は出席したパーティで意外な事実を耳にする。


『タカシ・ハナザワはどこまで人がいいんだろうな。
 エレーヌの時といい、今のアリーシャといい…ジダンの家も上手くやったもんだ』

『アリーシャを連れて、日本に行くんだって?
 確か彼は結婚してたはずだが…』

『アリーシャと結婚するために、離婚したって噂だ』

『そうなのか?
 彼の奥さんって…ツクシだっけ?
 彼女もかなり美人じゃないか!もったいないなぁ!』

『まぁ、エレーヌも可哀想な女だったな。
 好きな男の子供を身籠ったのに、家の反対にあって結婚できなくてさ。
 その後、子供を連れてタカシと日本に行って、2年で亡くなったんだっけ』

『確か…ルイだったな、子供の名前。
 エレーヌに似て、相当な美男子らしいぞ』




すれ違いざまに耳にした会話。
まさか、当の本人がそこにいるとは気付いていないのだろう、男たちは噂話に興じている。
その内容が事実なのかはわからない。


自分の知らない、両親の過去。
そして、己の出生に関わる、不確かな事実。
どれも、聞いていて気分のいいものではなかった。

知らなかった事実は、知る必要がなかったこと。
今更知ったところで何が変わるわけでもない。
もし本当の父親でなかったとしても、自分にとっては誰が何と言おうと父なのだ。
それは疑いようのない事実で…真実、だ。


「…くだらない」


呟いた日本語は、飛び交うフランス語にかき消される。
人混みを縫うように足を進め、そのまま会場を後にした。


その後ろ姿を慈しむように見つめる視線に、類が気付くことはなかった。






数日後。
出勤早々、宮野は類へとその日の予定を告げる。
会議やら商談やら、相変わらず分刻みのスケジュール。
そんな中、終了時刻の決まっていない予定が入っていた。

「司法省からの面会要請です。
 本日はこれ以降、予定はございません」

「何で?」

「内容の詳細は直接会ってから、とのことです。
 おそらく先日の件だと思いますが、時間が読めないので」

「…わかった」



会議の合間に、溜まった書類に目を通す。
その後に控えた司法省との面会で、何を言われるのか、気にならないわけはない。
時々手を止めては、つくしを想う。


ー ちゃんと笑えてるのかな…


会いたい気持ちを堪えるように、小さく息を吐くと再び書類に目を落とす。


と、その時、秘書室に控えていた宮野が神妙な面持ちで類に声を掛けた。

「社長に面会したいと、来客がお見えです」

「誰?」

「…ジャン=ジャック・ジダン様です」

聞いたことのない名前に首を傾げると。

「亡くなった奥様のお父様でございます」


会った記憶もない、フランスの祖父。
何で今更…と思う気持ちと、何かが変わる予感に鼓動が跳ねる。


「いいよ、会う。
 この後の時間調整は頼む」

「畏まりました。
 ジダン様には応接室でお待ちいただいてますので」


その声に促され、類は応接室へと向かう。
その顔は少し緊張しているようにも見えた。


☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆


話数表示の丸数字をやめました。
20話以降が見づらいのと、環境依存文字なため表示できないサイトもあるようなので。
…もっと短く終わる予定だったので、そこまで考えてなかった(^▽^;)

不定期更新ですみません!
がんばって続きを書いてますので、気長にお待ちくださいませm(_ _"m)


皆さまからのコメントや拍手、本当にありがとうございます♪

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ






関連記事
スポンサーサイト



Tranquilizer | 2017/04/25 06:00 | コメント(2)




管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2017/04/25 09:48 [編集]


に**ゃ様
おはようございます(^^♪

確かに、類パパが本当に類の父親なら、DNA上の父子関係は0%にはなりませんね。
こんなカラクリばかり考えてるから、ダラダラ長くなっちゃうんだよなぁ…とは思います(^▽^;)
パラレル設定だからって何でもアリは自重しないとですね(笑)

養子縁組を解くとか、戸籍を直すとか、そこまで考えてなかった!
フムフム…勉強になります。
けど、私的には血の繋がりはなくても類パパと類はあくまでも親子。
親子で同じ女性と…ってことで、不快感を与えてしまっていたらすみません。

コメントありがとうございました!
またよろしくお願いします(´▽`*)♪
聖 | URL | 2017/04/27 07:58 [編集]




:: Comment ::

管理者にだけ表示を許可する

 +